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人生は短すぎる…ガラスの仮面もドラえもんも全巻読みたいのに…。ドカベン・大甲子園の再読も…。アストロ球団も未読だし…。


by netaro004
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ドクトル・ジバゴ

監督:デビッド・リーン
主演:オマー・シャリフ、ジュリー・クリスティー
他:ロッド・スタイガー、アレック・ギネス、トム・コートニー、ジェラルディン・チャップリン

自分にとっての「よい映画」の基準の1つに、「長さを感じさせない」というのがある。つまらん映画だと、ついつい、「後何分あるわけ?」的に時計を見てしまうのだ。

そういう意味では、この映画は間違いなく「良い映画」である。3時間ちょいもあるのに、あっという間に過ぎていくのである。

が、ストーリーとしては、究極突き詰めれば、ただの「不倫話」であろう。だから、実は何がおもろいのか、オレはこの映画を何故好きなのか、全くもってよく分からんのだよなあ。実に不思議。

ロシア革命のまさに真っ最中辺りと言う時代背景と、雪景色満開のロシアの風景(のどけき春も良!)と、各出演者のキャラ立ちのお陰かなあ。

ジュリー・クリスティーの魅力って大きいのかも。高校生(17歳)姿はちと違和感あった(とってもセクシー極まりない高校生。そら、ロッド・スタイガーもよろめきますわな)が、成人してからははまっていた。目が青くてすごく綺麗。

その旦那役のトム・コートニーもいい。いかにもインテリで、政治思想にかぶれて、「革命!」とかやっちゃいそうな奴を上手に演じていた。

アレック・ギネスは登場場面少なくて残念。時折、なんか、元バファローズ(近鉄時代)の新井に見えたりするんだけど。

ジェラルディン・チャップリンもいい味。ええ女房かも知らんが、女性的には魅力ないよねえ。オマー・シャリフがよろめくのを正当化する気はないけど、そりゃジュリー・クリスティーには負けますわな。つか、ジェラルディンも久我なんとか、に見えてしょうがなかった。

あ、そうだ。後、魅力はテーマソング(ラーラのテーマ)だ。バラライカの効いた。あれの功績も大きい。

でも、やっぱり分からん。
by netaro004 | 2005-06-26 23:32 | 映画鑑賞文